バリスタビログ。

一杯の美味しいコーヒーは人を幸せにします。あなただけのコーヒーコンサルタントになりたい!旅好きバリスタが海外で見つけたステキなカフェや、コーヒーについてコーヒーに興味がある初心者さん向けにその楽しさを発信しています。

美味しいカフェラテ飲んだことありますか?

Good day mate!!!

旅とコーヒー大好きバリスタのTomoです。

 

先日ラテアートのワークショップをしたので、今回はアートだけでなく美味しいカフェラテがどんなものか綴っていこうと思います。

 

 

 

エスプレッソ系ドリンクの種類と特徴

エスプレッソ

コーヒー豆を極細に挽いて圧力をかけて短時間で抽出したもの。抽出量は少量だけど、コーヒーの成分が凝縮されているためとても濃い味わい。

 

アメリカーノ

エスプレッソにお湯を入れたもの。使用している豆やお店によって湯量が違うのでそれによって多少変わりますが、ドリップコーヒーよりもしっかりとしたボディ感なのが特徴。

アメリカンと間違えやすいけど別物です。

アメリカンコーヒー和製英語で日本オリジナルの呼び方だそう。私はドリップしたコーヒーをお湯で薄めたものなのかと思っていましたが、どうやら浅煎りのコーヒーをドリップしたものみたいです。

 

・カフェラテ

エスプレッソにスチームミルクを混ぜたもの。濃い味のエスプレッソにたっぷりのミルクが混ざるのでマイルドな味わいになります。ちなみにカフェオレとの違いはドリップコーヒーにミルクを入れたものがカフェオレ。カフェオレはフランス語でカフェラテはイタリア語。

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フォーム量は1cm

 

カプチーノ

エスプレッソにスチームミルクを混ぜたものですが、ラテよりもミルクの泡が多いのが特徴です。国によってトップにココアパウダーやシナモンを振りかけます。(私の統計によると、イタリア系はココアパウダー、アメリカ系はシナモン)

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フォーム量は1.5cm

 

・フラットホワイト

最近増えてきているオセアニアエリアではポピュラーなドリンクで、ラテやカプチーノのよりも泡が薄くミルクのキメが細かい。お店によって違いはありますが、エスプレッソダブルショットにしているお店が多いので、コーヒー感をしっかり感じられます。

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フォーム量は0.5cm

 

美味しいカフェラテとは?

ミルクの量や泡の量で変わる種類を説明しましたが、ここで本題の美味しいカフェラテとはどんなものなのか?

これはカフェラテに限らず、全てのミルク入りコーヒーに共通しますが、ずばりスチームミルクのクオリティ

バリスタがカフェラテを淹れる時にアート以外にもとても気を遣っているのはスチームミルクを正確に作る事。前回のワークショップ内容のブログにも書きましたが、キレイなアートをするには正確にスチームミルクを作る必要があります。

そして正確なスチームミルクはキメ細く粘度があり、舌触りが滑らかで温度も甘さをしっかりと感じれる適正温度のため、エスプレッソと混ざった時のバランスが絶妙になりお砂糖など必要ないくらい自然な甘さになります。

ここでエスプレッソの味の調整もしっかりと行なっていれば、最高に美味しいカフェラテとなります。

 

全自動マシンと人の手で作ったものの違い

言うまでもありませんが、やはり経験がそれなりにあるバリスタが淹れたコーヒーの方が断然美味しいです。

機械は毎回安定して同じモノを作れますが、スチームミルクの仕上がりを見るとやはり泡は粗く飲んだ時の舌触りも滑らかではありません。使っている牛乳のせいなのか、エスプレッソとの割合のせいなのか味も少し水っぽい…

これと比べると腕の良いバリスタが淹れたカフェラテとはもう雲泥の差です!私はカフェラテを飲む時、それが本当に美味しい時は一瞬で飲み干してしまいます。コーヒーの1番美味しい瞬間を無駄にしないために!(笑)

なので、自分がカフェで働いてる時もお客さんが一瞬で飲み干しているのを見ると嬉しくなります(^^)

特に急いでいる訳でもなく、飲み干してくれると言うのはきっとそのコーヒーが美味しかったからに違いない!と勝手に思っています。

でもまだ経験の浅い人が淹れたものはスチームミルクが完璧に出来てないので、はっきり言ってしまうとイマイチです。

私がスペインに行った時、スペシャルティコーヒー取扱店ではない街のバールで頼んだカフェラテは激マズでした。もうミルクをスチームしている音ですぐに分かりました…出てきたラテは泡がボコボコで温度も熱くて、ミルクの甘さはなく舌触りもザラザラで…全然飲めませんでした。

勿体ないから何とか飲もうとお砂糖を入れたりもしましたがダメでした。。

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ミルクの泡が見るからに荒い。。。

 

たとえアートがなくても味が良ければいいのですが、やはり目で見ても美しく、飲んでも美味しい方が良いです。

そして、今や私達の生活の一部になっているコンビニコーヒー。淹れているのは全自動マシン。正直100円や150円であのクオリティなら良いと思います!

でもやはり人の手で淹れたカフェラテを飲んでしまうと…物足りないです。私はあまりコンビニのカフェラテは飲みませんが、どーしてもどーしてもコーヒーが飲みたいけど良さそうなお店がない時はコンビニに行きます。どこにでもあり、あの味であの値段と言うコスパの良さで!そう考えるとコンビニすごいなぁと感心してしまいます。

 

まとめ

私の勝手な比較は

経験(知識)の少ないバリスタコンビニ自動マシン

経験(知識)のあるバリスタ

と言った感じでしょうか。未熟な人より機械の方が上になっていますが、値段が同じならやはり人が淹れたものの方が良いかなぁとも思ったりします。

カフェラテに限らずミルク入りコーヒー(カプチーノ、フラットホワイト)はミルクの温度とキメの細かさが重要です!!(もちろんエスプレッソの味も大事ですが)

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渋谷にあるCOFFEE HOUSE NISHIYAのカプチーノバリスタの所作も素敵ですが、ハッとするような美味しさ。

 

余談ですが、プロと同等までは行きませんが、ご自宅でもミルクフォーマーでカフェラテ作れます! 

     

 

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