9/23 放送のNHK「逆転人生」で紹介された井崎バリスタ
Good day mate!!!
旅とコーヒー大好きバリスタのTomoです。
先日、NHKの「逆転人生」という番組でバリスタの井崎さんについて放送していました。
「逆転人生」で紹介!アジア人初のバリスタ世界チャンピオン井崎さんとは?
コーヒー業界の人なら知る人ぞ知る井崎英典バリスタ。
私もその名前や、バリスタ大会で世界チャンピオンになったスゴイ人!とコーヒーを始めて間もなくして認識していました。
↑本も出してます
少し前にはマクドナルドのコーヒーも監修したりしているので、コーヒー通の人じゃなくても名前を聞いた事がある人もいるかもしれません。
私は実際にお話した事や、井崎さんのコーヒーを頂いた事はありませんがこの間のSCAJのようなイベントなどに行くと度々見かけます。(SCAJについてはこちら→コーヒー業界のお祭り!?SCAJ2019 - バリスタビログ。)
井崎さんは丸山珈琲で元々働いていました。そこから2014年にバリスタの大会でアジア人初のチャンピオンになりました。
ご実家はスペシャルティコーヒーのお店をやっていて、色々コーヒーを学ぶのに恵まれた環境だったんだろうなぁと勝手に思っていました。
元ヤン、引き篭もり、紆余曲折を経て…
今では地位も名誉もあるトップバリスタの内のひとりの井崎さんですが、番組の中では元ヤンだった事、その後高校中退してやりたい事が見出せない引き篭もり状態になっていた事を紹介していました。
そんな時に井崎さんのお父さんがコーヒーをやってみないか?と声を掛けたんです。
それがきっかけでコーヒーの奥深さを知り、どんどんコーヒーの世界に進んで行き最終的にはアジア人初のバリスタチャンピオンにまでなってしまったのです!
やりたい事が見つかってからの努力や行動力がスゴイ!
すごいなぁと思うのは、コーヒーの世界にハマってからの行動力。
コーヒー業界でもバリスタ育成やコーヒー農園との関係作りに力を入れている丸山珈琲でまずはバリスタとして修行するために入社。
毎日エスプレッソを吐くまでテイスティングを繰り返したそうです。
そこから、JBC(Japan Barista Championship)に出場し、WBC(World Barista Championship)へ。
最初の世界大会では予選突破すら出来ず、その原因を
「自分がなかった」
と仰っています。
その年に優勝したアメリカ代表のバリスタ、ピート・リカータさんは競技中に
「バリスタ」である自分はコーヒーに関わる全ての人を代表していると言い、それが井崎さんの心に突き刺さったのです。
その時の井崎さんは丸山珈琲の代表である丸山社長の言う事に従っているだけだと思ったそうです。(それだけ丸山社長の事を信頼し尊敬もしていたのですが)
井崎さんは自分はイエスマンだったと。
その翌年の大会に向けて再び動き出すのですが、今度は自分自身で実際にコスタリカの農園に行ってしまうのです!
そして農園の人たちと一緒に美味しいと自信を持って言える豆作りに取り組み、大会でその豆を使って見事に優勝!!
偉大な結果はそれ相応の努力があってこそ
当たり前の事ですが、ちょっとやそっとの努力では足りないんですよね。
自分の弱い部分を反省し、目標を達成すべくハンパない努力をしたからこそ、それに相応しい結果が伴う。どの世界でも一流と呼ばれる人たちはそうですよね。
しかも彼らはそれを大変とはきっと思っていません。
私は今回この番組を見るまで井崎さんにこんな過去があった事は知らず、最初にも言ったようにコーヒーを学ぶのに元々恵まれた環境だったと思っていました。(すみません…>_<)
でも深く学ぶために自分でその環境に飛び込んで行ったし、沢山の努力をしたから今があるんですね。
改めて、初心に戻ってコーヒーと向き合いたいなと思いました。
現在井崎さんはバリスタのための“バリスタハッスル”というオンラインスクールの活動もしており、幅広く活躍しています!
番組の井崎さんの回(9/23)についてこちらのブログを書いてる方の内容がとても詳しかったので紹介させて頂きます。
井崎英典(バリスタ)の現在と経歴は?父親のコーヒー店の場所はどこ?【逆転人生/井崎英典】 | 衝撃ニュースシアター
井崎さん以外にもたくさんの実力あるバリスタが所属している丸山珈琲の本
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